たけのこ狩りに行って採れたての筍(タケノコ)をゲットしたので、刈ったばかりのタケノコの下処理の仕方について画像付きで解説します。
茹でた後の保存方法と保存期間もまとめてご紹介しますね。
たけのこは収穫したらすぐあく抜きすべき
早朝からたけのこを山に狩りに行ったので、今日は帰ったらゆっくり休もうと思っていたらそれダメなんです!
たけのこは収穫したらその瞬間からアクが増していくそうで、今日中には茹でないといけません。
そうしないとえぐみが増してせっかくの新鮮なたけのこを美味しく食べられません。
えぐみとはアクが原因で喉や舌がいがらっぽく感じる苦味のようなものです。
そういった理由で掘りたてのたけのこはできるだけ早く灰汁(あく)抜きしたほうがいいんです。
たけのこのあく抜きに必要なもの
たけのこのあくを抜くための方法は、1つではなくいろんな方法があります。
大根おろしを使うものや圧力鍋を使う方法もありますが、一番安価で手間がかからないのは一般的な米ぬかを使った方法です。
100均やスーパーで買えば200円〜400円くらいで手に入ります。
鷹の爪(赤とうがらし) 2〜3本
たけのこが埋まるほどの大きめな鍋
水
分量は私が購入したいりぬかの裏に記載されていた解説を参考にしています。
簡単なあく抜き方法も載っていましたが、これだけでは初めてではわからない部分が意外と多かったです。
ぬかにはたけのこのえぐみを感じさせなくさせ、唐辛子にはぬか臭さを抑える効果があります。
米ぬかがなければお米のとぎ汁でも代用が可能です。
とぐのも面倒でしたら生米をそのまま一握り一緒に入れてもいけると友人に教えてもらいました。
先に言っておきますと私は試していません。
たけのこのあく抜きをする手順
実際に私が行ったたけのこのあく抜きをするためのたけのこの切り方や、茹で方の流れを画像付きで解説します。
たけのこを切る下準備 |
たけのこを切る前に土がつくのはわかっているので、まな板にサランラップを巻きました。
このおかげでもしも虫が出ても直接まな板につくことがないという安心感を得られます。 |
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外側の皮を剥ぐ |
たけのこの外側の皮を2〜3枚剥ぎます。 玉ねぎと同じでどこまで剥いでいいかわからなくて剥ぎすぎましたが、どんどん小さくなってしまうので、2〜3枚でストップしましょう。 |
たけのこの根元を切る |
たけのこは土を払う前にくわで傷つけた根に近い紫のイボイボがある部分を切り落とします。 そうすると泥や土はほとんど取れるので洗う時の手間が減ります。 ここで一度水洗いしますが、根元を切っているので、そんなに洗わなくても意外と綺麗です。 なんか穂先が毛羽立ちというかベロア素材みたいな手触りで変な感じです。 |
穂先も切る |
先端部分になる穂先を5~6cmカットします。 竹のくせに意外と簡単に切れました。 |
穂先に切れ目を入れる |
切り落とした穂先に縦に2〜3センチくらいの深さの切れ目を十字に入れます。 切れ目を入れることで火が通りやすくなるのと、茹でた後にたけのこの皮が剥きやすくなります。 |
鍋の準備 |
鍋にお水を張って火にかける前に用意していた糠(ぬか)と鷹の爪とたけのこを加えます。 お水はたけのこが隠れるほど入れてください。 |
たけのこを茹でる |
強火で茹でて沸騰したら中火から弱火に変えて、30〜40分茹でます。 茹で時間はたけのこの大きさによるので調整してください。 ぬかを入れているので吹きこぼれしやすいので注意してください。 今回の私のたけのこ3本は小さめだったので、30分で茹で上がりました。 |
茹で上がりの確認 |
茹で上がりの目安は、竹串のようなものを根元部分に刺してみてすっと通るようになれば火を止めます。 火を止めた後は鍋に入れたままアクをしっかり抜くため蓋をして数時間置いておきます。 |
水で洗い流す |
たけのこが完全に冷めてきたら流水でぬかを綺麗に洗い流します。 |
皮をむく |
十字に切った切れ目に親指を入れて皮をむきます。 トゥルっとむけるので気持ちいです。 思っているより大量の皮をむくことになるので不安になりますが、それで大丈夫です。 この画像も実はまだまだで、食べる段階ではもっと剥きました! |
姫皮は残す |
皮をむいて残った方の穂先の皮は姫皮と言って柔らかくて美味しい部分なのでとっておきます。 根元の方は硬くて美味しくないです。 |
姫皮はそのまま食べても美味しい |
姫皮はそのまま調理せずお刺身にして食べても美味しいです。 |
あく抜きしたタケノコの保存方法
あく抜きし終わったたけのこは瓶やタッパーに水を張って保存します。
水に全部浸かるようにして、目安として1日1回ほど水を変えて保存すれば賞味期限は1週間ほどだそうです。
意外と長く持つのでありがたいです。
たけのこのあく抜き方法のまとめ
たけのこを狩ってきた時は大きすぎて「こんなの鍋に入らないから小さいのでいい」と小さいものをもらってきましたが、下処理を終えると元の大きさの半分以下くらいになって驚きました。
でも育ちきっているものよりは小さい方が味も美味しいと言われたので満足してます。
ただ、周囲に分けてあげるねとか言っていたのに分けるほどの量がなかったので申し訳なかったです。
あく抜き自体はめんどくさいなーと思いましたが、やってみると意外と簡単だったし皮をむく瞬間は気持ちよかったのでまたやってもいいかなって思ってます^^
それでは!あなたの参考になっていれば嬉しいです。
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