紫外線対策で日傘を指す人が年々増加しているように感じています。
男性女性問わず利用者が増えている日傘ですが、UVカット率と遮光率の違いって結構曖昧じゃないです?
値段が高いから紫外線を完全遮断してくれる!というわけでもないんです。
日傘の選び方で重視すべき、UVカット率と遮光率についてまとめました。
日傘の色は紫外線対策にあまり関係ない
傘生地の色が濃いとなんとなく紫外線を多く遮断してくれる気がします。
でも実際には生地の色は関係なくて、紫外線カット加工を施してあれば薄い色でも紫外線をカットしてくれます。
黒い生地は熱を吸収しやすいことで有名ですが、それは傘でも同じことが言えるので白系の生地よりも熱くなりやすいです。
色よりも光沢素材に注意
日傘でうっかり忘れがちな照り返しの紫外線について触れますと、アスファルトで10%、砂浜で25%の紫外線が反射してくるそうです。
この照り返しは日傘では防ぎようがないので、日焼け止めクリームで紫外線対策をしてください。
日傘でシルバーやゴールドの光沢のあるコーティングが施された生地をご覧になったことはありますか?
あのコーティング生地は外側であれば紫外線や太陽熱を反射してくれるんですが、内側だとレフ板のように照り返した紫外線を集めてしまうそうです。
もしシルバーコーティングされた日傘を購入するなら、内側ではなくて外側がコーティングされたものを選んだ方が良いです。
日傘のUVカット率と遮光率の違い
日傘にはよくUVカット率と遮光率の書いたタグがついています。
UVカット率は、紫外線をカットしてくれる比率で数値が高いほど日焼けしにくく、紫外線によるシミもできにくいです。
遮光率は、可視光線をカットしてくれる比率で数値が高いほど光を遮ってくれるので暑さを軽減してくれます。
紫外線対策を重視するならUVカット率、日よけを重視するなら遮光率に注目して日傘を選びましょう。
といったものの、日傘を選んでるとどちらも同じくらいの数値になっているものが多い印象ですけどね。
99%と100%には大きな壁がある
UVカット率99%や遮光率99%というのをよくみかけますが、実は99.99%と大きく差があります。
100%が一番いいのはわかりますが、99%ならほとんどカットしてくれてると感じますよね。
でも太陽光の1%って思っているよりも大きいみたいです。
本当に完全に紫外線をカットしたい場合には、紫外線カット率100%を選ぶのが1番良いと思います。
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日傘の寿命
日傘に施されている紫外線を防ぐための加工には寿命があります。
紫外線吸収剤と紫外線反射材という2種類の加工で、どちらの加工も日傘を使っている内にUVカット率が下がっていくそうです。
その寿命は1~2年といわれています。
でも私だけかもしれませんが、日傘って1年もたないんです。
骨が折れてしまったり生地が破れてしまったり、晴雨兼用だからって雨で使って臭くなっちゃったりして毎年買い替えてる気がします。
扱いが雑と言われればそうかもしれませんが、これでも大切に使ってるつもりなんです;;
寿命がない例外も存在します
加工ではなく生地自体の構造で遮光性100%を実現させているような日傘は、破れない限り完全遮光の機能が低下しないそうです。
サンバリア100と芦屋ロサブランの日傘がそれで、生地そのものの素材で100%遮光しているため、摩擦を加えても性能が落ちないので生地が破れるまで安心して使えます。
その分サンバリア100も芦屋ロサブランもお値段は1万円以上します!
その代わりどちらも6カ月以内に壊れたら無償修理をしてくれるそうです。さすが高いだけあります!
昔2,000円くらいで服屋さんで買った折りたたみの日傘を2回目で壊して泣いた記憶があります。
安いし仕方ないかと諦めました。
京都で買った1,000円くらいの和柄で可愛い日傘も2週間くらいで風に飛ばされて、トラックに轢かれて骨がバキッといったこともありました。
サンバリア100と芦屋ロサブランはそんな心配ないですね!
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日傘の選び方まとめ
見た目も気になるけど、やっぱり機能性重視で選びたい日傘についてまとめてみました。
意外と多くは知られてないことも多かったのではないでしょうか?
日傘を差すとずっと片手がふさがるし手間だし、どうせ同じ手間なら期待している効果が大きい方がいいですよね!
あなたの参考になっていれば嬉しいです^^
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